Basque 2017旅日記 3日目(2016/12/31)-013日目。 年末年始の旅行の場合、どの都市で新年のカウントダウンをするか?と迷い、それでスケジュールが縛られてしまうことが多い。 ということで、この日は、トゥールーズからバイヨンヌへ移動する。
朝食をとった後、荷造りをしてチェックアウトをする。
トゥールーズからバイヨンヌまでは直通運転の列車がある。
列車はほぼ定刻通り出発した。 と、ここまでは順調だったのだけれど、途中、駅ではない場所で長々と停車するなど少しずつ遅れが生じていき、その積み重ねで、バイヨンヌまで5時間もかかってしまった。
この日は列車内では何も食べず、バイヨンヌに着いてから遅めの昼食をとる予定だったのだけれど、バイヨンヌの駅に到着したのは15時半くらいだった。 この後食事が出来るお店を探すのは苦労するだろうな…とは思ったのだけれど、せっかくバイヨンヌに来たのに、大晦日の食事が駅の軽食というのも淋し過ぎると思ったので、何も買わず何も食べず、このままホテルに向かうことにした。(今思うと、予定通り到着したとしても、ちゃんとしたレストランで昼食をとれるかどうかは微妙な時間だったけれど…。)
バイヨンヌは今回で2回目。 駅は街の中心からそれ程遠くないので、荷物がなければ十分歩いて行ける距離なのだけれど、今回はスーツケースもあるのでタクシーでホテルに向かうことにしたのだけれど、駅前にタクシーは一台も停まっていなかった。 夫が「駅から少し歩いた所にあるバス乗り場のほうにタクシー乗り場があるはずだ」というので、そちらへ向かっていったけれど、タクシーは一台も見当たらず、アドゥール川に架かる橋のたもとまで出てしまった。 ここで橋を渡ってしまったら、タクシーは絶対につかまらなそうだし、橋を渡った先は上り坂になっていた記憶があるので、ここでなんとかしてタクシーに乗りたい!と、夫が近くにあったホテルに入ってタクシーを呼んでもらえないか頼んでみることにした。 宿泊する訳でもないし、レストランを利用する訳でもないただの通りすがりの客だったけれど、そのホテルのフロントの人はタクシー会社に電話をしてくれて、10分くらいかかるということだったけれど、迎えにきてもらえることになった。
しばらくして、タクシーがきた。 ホテルに向かってもらっている途中、個人営業のタクシーなのか迎車の依頼の電話が運転手さんの携帯に直接かかってきていた。 そんな状況の中、先程のホテルのフロントの人のおかげで、無事、この日から2泊するホテルに到着した。 この町で宿泊するのは、Hotel des Basses Pyreneesというホテルだった。
ホテルの建物に入り数段の階段を上がった先に小さなフロントがあった。 少し奥まったほうへ案内されたので、もしかしたらエレベーターがないのかな?と心配になったのだけれど、ちゃんと小さなエレベーターが設置されていた。 部屋はとてもシンプルな内装だったけれど、まぁまぁ快適そうな部屋だった。
部屋に荷物を置いて、そのまますぐに食事に出掛けることにした。 このホテルについては、こちら ホテルの説明は見ないで3日目の日記の続きへ進む場合は、こちら |