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 Basque 2017

旅日記 3日目(2016/12/31)-01

3日目。
この日は大晦日だ。

年末年始の旅行の場合、どの都市で新年のカウントダウンをするか?と迷い、それでスケジュールが縛られてしまうことが多い。
今回の旅行でも散々迷ったのだけれど、なかなか名案も浮かばず、結局「カウントダウンのイベントには参加しない」と決め、この行程に決めていた。

ということで、この日は、トゥールーズからバイヨンヌへ移動する。

ということで、ホテルで朝食
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他にお客さんがいなかったので
ブッフェの写真も撮ってみました
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手前右側にあるのは煮たリンゴをすりつぶしたもの
どんぶり一杯あるなんて人気の食べものなのでしょうか…

朝食をとった後、荷造りをしてチェックアウトをする。
フロントでタクシーを呼んでもらって駅へ向かった。

ホテルの前に停まっていた
宅配の乗り物がかわいい
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昨晩は霧が晴れていましたが
今朝はまた濃霧
というか霧雨でしょうか

トゥールーズからバイヨンヌまでは直通運転の列車がある。
時間は3時間半くらいなので、まぁまぁの移動距離だけれど、今回の旅行の主目的地はバスク地方なので、一気にフレンチバスクのバイヨンヌまで移動するという行程にしていた。

トゥールーズ・マタビオ駅
列車のチケットはこの日購入しました

列車はほぼ定刻通り出発した。
利用した列車は普通のICだったのだけれど、車内には荷物置き場もたくさんあり、大晦日なのに(大晦日だから?)混んでいなかったので、私達の大きなスーツケースも問題なく置くことが出来た。

と、ここまでは順調だったのだけれど、途中、駅ではない場所で長々と停車するなど少しずつ遅れが生じていき、その積み重ねで、バイヨンヌまで5時間もかかってしまった。

車窓から
あと20分くらいでバイヨンヌ到着だけれど
空は既に夕暮れの赤みを帯びてきている…

この日は列車内では何も食べず、バイヨンヌに着いてから遅めの昼食をとる予定だったのだけれど、バイヨンヌの駅に到着したのは15時半くらいだった。

この後食事が出来るお店を探すのは苦労するだろうな…とは思ったのだけれど、せっかくバイヨンヌに来たのに、大晦日の食事が駅の軽食というのも淋し過ぎると思ったので、何も買わず何も食べず、このままホテルに向かうことにした。(今思うと、予定通り到着したとしても、ちゃんとしたレストランで昼食をとれるかどうかは微妙な時間だったけれど…。)

バイヨンヌ駅

バイヨンヌは今回で2回目。
前回は宿泊はしないで、次の都市への移動の途中にスーツケースを持ったまま寄って、駅前のカフェにスーツケースを預けて観光していた。

駅は街の中心からそれ程遠くないので、荷物がなければ十分歩いて行ける距離なのだけれど、今回はスーツケースもあるのでタクシーでホテルに向かうことにしたのだけれど、駅前にタクシーは一台も停まっていなかった。

夫が「駅から少し歩いた所にあるバス乗り場のほうにタクシー乗り場があるはずだ」というので、そちらへ向かっていったけれど、タクシーは一台も見当たらず、アドゥール川に架かる橋のたもとまで出てしまった。

ここで橋を渡ってしまったら、タクシーは絶対につかまらなそうだし、橋を渡った先は上り坂になっていた記憶があるので、ここでなんとかしてタクシーに乗りたい!と、夫が近くにあったホテルに入ってタクシーを呼んでもらえないか頼んでみることにした。

宿泊する訳でもないし、レストランを利用する訳でもないただの通りすがりの客だったけれど、そのホテルのフロントの人はタクシー会社に電話をしてくれて、10分くらいかかるということだったけれど、迎えにきてもらえることになった。

その「タクシーを呼んでくれたホテル」
感謝です
ガイドブックによると部屋から
川と橋が見えて眺めが良いのだそうです

しばらくして、タクシーがきた。

ホテルに向かってもらっている途中、個人営業のタクシーなのか迎車の依頼の電話が運転手さんの携帯に直接かかってきていた。
その電話は外国の人からだったようで、英語で会話していたのだけれど、その人たちがいるのは空港で、迎えにいくのに30分くらいかかると答えていたのだけれど、それでも迎車をお願いすることにしたようだった。
この日のこの町は空港でさえタクシー不足になっていたようだ。

そんな状況の中、先程のホテルのフロントの人のおかげで、無事、この日から2泊するホテルに到着した。

この町で宿泊するのは、Hotel des Basses Pyreneesというホテルだった。

Hotel des Basses Pyrenees

ホテルの建物に入り数段の階段を上がった先に小さなフロントがあった。
ちょうど、この日のカウントダウンパーティーの準備中で、ロビー部分にもテーブルが運ばれていて雑然としていたため、フロントというよりはレストランのレジカウンターといった雰囲気だった。
ものすごく取り込み中といった感じだったけれど、すぐに英語を話せる人を呼んできてくれて、チェックインの手続きをしてくれて、その人が部屋まで案内してくれた。

少し奥まったほうへ案内されたので、もしかしたらエレベーターがないのかな?と心配になったのだけれど、ちゃんと小さなエレベーターが設置されていた。

部屋はとてもシンプルな内装だったけれど、まぁまぁ快適そうな部屋だった。

ツインルームです

部屋に荷物を置いて、そのまますぐに食事に出掛けることにした。

このホテルについては、こちら

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