Wien 2016
旅日記 6日目(2016/05/04)-02
トゥーゲンハット邸は世界遺産に登録されている。 1992年にチェコとスロバキア分離独立の調印式が行われた場所でもある。 ツアー開始時間が近くなっていたので、門の前にはたくさんの人たちが集まってきていた。
このトゥーゲンハット邸の見学ツアーのチケットを購入する際、3ヵ月も前からほぼ満員だったのだけれど、本当にそんなに人気なのだろうか?実はシステムエラーなんじゃないか?なんて密かに思っていたのだけれど(ミースに失礼ですが…)、本当に間違いなく満員のようだった。
実際、私達が入場する際に、予約はないのだけれど見学できないかと聞いている人がいたのだけれど、今日のツアーは全部満員ですと断られていた。(庭なら見られますけどと言われていたけれど、庭は見ないで帰ってしまったようなので、ミースファンではなかったのかも。)
実際にツアーを回ってみると、チェコ語のツアーだったこともあり、ミースだから見学しているというよりは世界遺産だから見に来ましたといった感じの人がほとんどのように感じた。(私達以外には300コルナの写真撮影の料金を支払った人がいなかったし。)
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この右側の灰色の扉が事務室 ここで全員が順番に手続きをします |
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この建物にも断面が十字の柱が多用されています |
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エントランス |
全員の手続きが終わったら、エントランスから屋内へと入る。 この時のツアーでチェコ語が分からないのは私達だけだった。
エントランスホールで、最初の説明があるのだけれど、チェコ語で説明する前に私達だけに簡単な注意点など英語で説明してくれて、建物の説明が書かれた英語のペーパーがもらえた。(この紙、ツアー終了後には返さなくてはなりません。1枚でいいのでもらえませんか?と聞いたけれどダメでした。/2016年5月時点)
この後は、順番に部屋を見学していく。
チェコ語の解説は全く分からないので、夫は一人ツアーから遅れて見学して歩いていたので、結果的に誰も写り込まないちゃんとした写真が撮り放題だった。(ちなみに、私も解説は分からないけれど、協調性があるので(?)ツアーについて歩いていった。)
まずは、エントランスがある階から見学していく。 傾斜した土地に建っているので、エントランスがあるのが最上階の3階になる。 この階は寝室などプライベートな空間になっていた。
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ご主人の寝室 |
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夫婦のバスルーム |
この後は、下の2階を見学する。 この階にはリビングやダイニングなどがあり、ほとんど間仕切りがない大空間になっている。
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緑の椅子の背にあるのは温室です |
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緑の椅子はバルセロナ・チェア
白い椅子は この家のためにデザインされた椅子なのだそう |
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庭に面した窓(天気がイマイチですが…) 窓の開閉の操作をしてくれます |
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右奥にある木製の壁の向こう側はダイニングスペース |
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ダイニング この椅子もミースがデザインしたもので
こちらはブルノ・チェアと呼ばれる |
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配膳室にはダムウェーターもあります |
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キッチン |
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配膳室にある階段で下の階へ降ります |
最後に1階を見学する。 この階は機械室などがある。
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換気などを調整する機械室 |
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ボイラー室 |
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上階の窓を開閉するための機械室 |
この階には機械室の他に、ブックショップやミースやこのトゥーゲンハット邸についての展示スペースもあった。
この後、各自庭を見学してくださいと説明があって見学ツアーは終了になった。
チェコ語のツアーだったけれど、英語の説明の紙もあったので十分満喫出来た。(英語も得意でないので、聞き取りよりは文章を読むほうが良かったかも。まぁもちろん読むほうだって、ごく一部しか分からないけれど…。)
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展示スペースに掲示されていた3階の平面図 一番最初に見学したフロアです
こうしてみると、2階と比べて結構小さいんですね |
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これは2階 |
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洗濯室に置いてあった機械 (…なので洗濯機でしょうかね) |
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もう一度、外もちょっとだけ見学 |
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ミースを満喫した後は、昼食にする。
→ 次は、昼食
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