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 Portugal 2016

旅日記9日目(2015/12/31)-03

この507番のバスに、まぁまぁ長い時間乗って終点で下車した。

バスの終点はグレリゴスの塔の近くでした
終点で下車   無事、町中に戻ってきました

ホテルに戻る前に、この近くでお茶をすることにした。

美味しそうなケーキ屋さんに入りました
お腹はすいていなかったけれど
2人で1個、甘いものを食べることにし
選択を任されたのだけれど
何故かこんなものを選んでしまった
美味しかったけれど
なんか違うと夫に言われてしまいました…
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お茶をしている間に、すっかり日も暮れました

ホテルまで戻ったら、目の前のリベルダーデ広場には、既にたくさんの人が集まってきていて賑わっていたので、私達も少し広場を見てみることにした。

舞台ではリハーサル中です
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ビールの移動販売バス
年越しの際はここで買いたい!と思っていましたが
あまりの人で近づくことも出来ませんでした
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縦に長い広場ですが
途中にはちゃんと大型ディスプレイが置かれています
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市庁舎前のツリーまで行ってみました
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このステージの真裏がホテルです
この日は眠れないことを覚悟しました…
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ホテルの部屋から見えていたポスト
いつも上から見るだけだったので
最後に記念写真を撮っておきました

ポストの後ろに見えているのがホテルです

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サン・ベント駅の夜景も撮っておきました

この後は、ホテルに戻ります

ホテルの部屋に戻ると、干しブドウが2袋置いてあった。
ポルトガルでは年明けの際、12時の鐘に合わせて12粒の干しブドウを食べる習慣があるのだそう。

私達も年明けに干しブドウを食べるつもりだったけれど
もしかしたらホテルで配られるかも…と思い
買っていなかったのでうれしいプレゼントでした

以前、スペインで
ブドウ(スペインは干していないもの)と
スパークリングワインのミニボトルが
プレゼントとして配られたホテルがあったので
このホテルももしや?と期待していたのだけれど
さすがにワインのサービスはありませんでした

この後は、少しホテルで寝て、夜中の11時くらいに起きだして、頂いた干しブドウを持って広場へと向かった。
この時間には、既に広場は満員といった人の出で身動きがとれそうになかったので、ホテルの裏のほうへ行って飲物と食べ物を買うことにした。
ホテルの裏の通りも賑わっていて、スパークリングワインや食べ物を売る人たちもたくさんいた。

ここで、甘いパンとサングリアのようなものを買って、サン・ベント駅前で焼き栗を買って広場へ向かった。

広場に面した通りからは広場に入れそうになかったので、みんなに続いて脇道を通って遠回りをして、広場のほぼ中央くらいにたどり着くことが出来た。
そこには大型ディスプレイがあり、なかなか良い場所に出ることが出来たと思う。

ステージでは
ポルトガルの永ちゃん(と私達が命名)が
熱いコンサートを行っていました
この方、ポルトガルでは有名な方のようです
まぁまぁいいお年の方でしたが、ムキムキでした

ディスプレイには、このコンサートの様子の他
数日前のマラソンの様子とか
ポルトの町のイメージビデオのようなものなど
様々な映像が映されていました

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12時が近づいてくると
市庁舎前のツリーの灯りが消え
歌もバラード(?)ゆったりした曲になりました
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この時、この年に亡くなったという
政治家(か財界?)の方を追悼する映像も映されました
こんな所で取り上げてもらえるなんて
人気があったのでしょうね
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上手く写真が撮れませんでしたが
みんなが携帯のフラッシュをつけて
ペンライトのようにしています
本当にきれいでした
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そして12時になると市庁舎から花火があがりました

鐘は鳴らなかったのか
花火やコンサートの音で
聞こえなかったのか分かりませんが
どのタイミングで干しブドウを食べるのか
良く分かりませんでした…

廻りの人が食べ始めていたので
年が明けて少したってから食べてみました
数は12粒だったのか、もっとあったのかも不明です…
ま、気分のものなので、良しとしましょう

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ものすごい数の花火が打ちあがります

この頃、雨がポツリポツリと降り出していたのだけれど
年明けの瞬間から本降りになった?と思ったら
雨ではなくスパークリングワインでした
私達の海外年越し史上初、ワインをかぶりました…

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花火は市庁舎の後ろからだけでなく
広場に面して建つ建物の上からも打ちあがります

自分達の真上を花火が行き交う感じです

このビルではありませんが
花火で引火したのか、ボヤ騒ぎもありました

最上階から炎がボーボー出ていたし
ドバイで火事があったばかりで心配しましたが
花火もコンサートも止まることはなかったです
少しして消防車が到着しましたが
(人混みでほとんど進めていませんでしたが…)
その頃には鎮火したようででした

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花火は本当にものすごい数が打ちあがり、いつまでも勢いがあり、コンサートも盛り上がり、とても楽しい年越しイベントだった。
10年前のポルトガル旅行の時はリスボンで年越しをし、この花火もとても立派で良いイベントだったのだけれど、ポルトはこの縦に長い広場の特徴を生かしていて、コンサート会場の近くではない人たちでも楽しめるような構成になっていて素晴らしかった。

いつまで経っても盛り上がり続けていたけれど、さすがに1時前にはホテルに戻った。

ホテルの部屋から広場を見る
まだまだ、たくさんの人がいます

治安が不安だったり雨だったりしたら
部屋から見ようと思っていたけれど
広場に行って良かったです

もちろん
治安がいいという訳ではないと思うので
広場で年越しされる方は
くれぐれも身の回りにご注意下さい

会場も変更になる場合もあると思うので
最新の情報を確認してください!

ホテルに戻って、お風呂に入ったあと寝たのだけれど、まだまだコンサートは続いていて、その重低音で窓や壁が振動していた。(ポルトガルの永ちゃんは体力がありますね…無駄にムキムキしている訳じゃないんですね…。)
これは眠れないかなぁ…と思ったのだけれど、いつの間にか眠りについていた。

旅日記10日目(2016/01/01)

元旦。
12時過ぎの飛行機で帰国するので、のんびりと起き出し、ホテルで朝食をとった。

その時エレベーターで一緒になったおばあさんに「昨日はすごかったわね、眠れなかったでしょ」(ポルトガル語だったので内容は推測)と話しかけられた。
私達は大晦日の夜は眠れないだろうと覚悟して予約していたのだけれど、もしも目の前で年越しイベントがあると知らずに来ていて、イベントに参加する予定もなかったら、つらい一晩だったかもしれない。(私達は知っていて、眠れなくてもいいやと覚悟してきたのに、しっかり眠れたのだけれど…。)

食後、荷造りをし、チェックアウト後、タクシーを呼んでもらって空港へ向かった。
この頃には、またしてもものすごい豪雨だった。
ホテルを出てすぐ、運転手さんが身振り手振りで、「すごいでしょ」的なことを言っていたので、昨日の花火のことだと思い、「すごく良かった」と答えていたのだけれど、夫は「花火じゃなくてこの雨のことを言っているんじゃないの?」と言っていた。(確かにそうかも。)

この後もポルトガル語で時々話しかけてくれたので、それに推測して簡単な英語(+日本語)で答えていたのだけれど、夫曰く、私の返事は全く的を射ず、話が噛みあっていなかったように見えたらしい。
そんな噛みあわない会話をしているうちに、無事ポルトの空港に到着した。

ポルト空港

この後、フランクフルトで乗り継ぎ、無事羽田に戻った。

今回ポルトガルは2度目、ちょうど10年ぶりの旅行だった。
2度目の町のリスボンやポルトでは、あまり観光らしい観光はしなかったのだけれど、十分満喫して楽しい旅行になった。
ポルトガルは本当に、旅行しやすい良い国だと思う。

いつかまた3たび訪れたい国です。

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誤字脱字の多い旅行記を最後まで読んでくださった皆様
本当にありがとうございます。

よい旅を!!

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