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 Portugal 2016

旅日記9日目(2015/12/31)-02

美術館が建っている敷地は、セラルヴェス財団が運営する広大な庭園になっていて、美術館のチケットで庭園の見学も出来る。(…といっても、わが家の場合、庭園を見るのではなく庭園から美術館を見るのだけれど…。)

ということで庭園に入ります

門の近くに立っている係りの人に
美術館のチケットを見せて敷地内に入ります
庭園だけのチケットもあるようです

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本当に美術館の廻りを一周しただけで
庭園は見ませんでしたが
ハーブ・ガーデンやバラ園、池などの他
邸宅などもあってレストランやカフェもあるようです

ということで、この日唯一の内部まで入ることができる建物の見学を終えたので、次の建物へと向かう。
今度はポルト郊外、海岸沿いにある建物へ行く。
バスなどでも行けるようだったのだけれど、あまり便利ではないようなのでタクシーで行くことにした。

 
美術館の名前がデザインされた門扉 .. これは通常開けてある部分↑

朝、ホテルを出発する前に、ホテルのコンシェルジュの方にこの近くのタクシー乗り場の場所を聞いてあったので、そちら方面へ向かってみた。
その手前に駐車しているタクシーが見えたので近寄ってみたら、ちょうど運転手さんが昼食でも取り終えたのか、タクシーに戻ってきたので、乗車できるか聞いてみたらOKだということだったので、そのタクシーに乗って海岸へ向かった。

レサ川という川に架かる橋を渡って、河口の運河のようになっている場所沿いを進んだ後、海岸線の道を北に進む。
海岸沿いの道からレストランへ入る道が分かりにくく、1度行き過ぎてしまったのだけれど、運転手さんが気付いて戻ってくれて、道を間違えたからと、かなり手前からメーターを止めてくれていた。(良い運転手さんでした。)
美術館からは20分ちょっとでレストランに到着した。

こうしてたどり着いたのはシザが設計したレストラン

このレストランは、シザの初期の作品で海岸に張り付くように建っている。
シザはこの近くの出身なのだそう。

一時期閉店していたそうなのだけれど、現在は改修されて高級レストランとなっている。
この日、ランチの営業があったようなのだけれど、さすがにもう入店出来ない時間だったので、内部は見学出来なかった。(美術館を早めに切り上げて、ここで昼食にするということも考えていたそうなのだけれど、大晦日なので営業しているか心配だったので止めたのだそう。結果、営業していたのだけれど、まぁ高級店だというし私はこれで良かった…。)

レストランの下に駐車スペースがあります
ここまでタクシーで来ました
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海に向かって階段を上がっていきます
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海が見えます
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レストランの入口

中に入ると、今度は下り階段があって
客席のフロアへ降りるようになっているようでした

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私達は入れないので、外回りを見ます
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レストランの先に展望スペースのような場所があったので
そちらへ廻ってみます
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レストランからは夕焼けがキレイに見えそうです
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展望スペースのような場所へ上がる手前には
教会がありました
修復工事中です
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上からレストランを見る
すごい立地ですね
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レストランの反対方向には遊歩道が整備されていました
前回はユーラシア大陸の西の果ての岬に行きましたが
ここも十分「ここに地果て」感があります
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レストラン(の外部)を満喫したので、次は同じく海岸沿いにあるシザが設計したプールへ行く。(野外プールなのでこの時期は営業していません。また外から見るだけです。)

レストランから海岸沿いを20分くらい歩く。

最後にもう一度、レストラン遠景
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レストランからプールまで
海岸沿いはきちんと整備されています
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プールに到着

このプールもシザの初期の作品。
海岸の岩場を利用してプールが造られている。

更衣室などが入っている建物も一段低い場所に低層で建っていて、海岸沿いの道路からはほとんど見えないようなデザインになっているのだそう。(レストランへタクシーで向かう際、この横を通ったはずなのだけれど、その時はプールがどこなのか見つけられませんでした。景観を損なわないように意図したものなのだそう。)

ここも中には入れません
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フェンスの切れ目からプールを見てみる
大きなプールと子供用のプールがあるのだそう
真下の曲線を描いているプールが子供用でしょうか
右手 海寄りにもうひとつプールがあります
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砂浜に降りてプールのほうへ歩いていってみると…

気が付いたらプールの敷地に入ってしまっていました

潮が引いている時間帯だったようです…
本来は入っては行けない場所だと思うので早々に退散
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戻って、もう一度見てみると
水が張ってないので分かりにくいのですが
確かに2つプールがあるのがわかります

上の写真を見ると、もう潮が満ち初めていますね
早々に退散して良かった

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もうすぐ2015年最後の日没です

プールはちょっとしか見られなかったけれど、夕景が美しく気持ちよい場所だった。

せっかく今年最後の夕日なので太陽が沈むまでこの場にいようかと思ったのだけれど、海に沈む前に雲に隠れてしまったので、このプールから少し歩いた所にある「PRAIA DE LEÇA」というバス停から507番のバスに乗って、ポルトの町中へ戻ることにした。

ちょうどタイミングが良かったようで、ほとんど待たずにバスが来た。

→ 次はポルト中心部に戻ります

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