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 Portugal 2016

旅日記8日目(2015/12/30)-01

8日目。
ホテルで朝食をとった後、サン・ベント駅からポルトガル鉄道に乗って、ポルトの北東にあるギマランイスという町へ向かう。
この町は、ポルトガル王国の初代国王アルフォンソ1世が生誕した場所なのだそう。

ギマランイス駅から歩いて町の中心へと向かう。

旧市街への入口にあるトウラル広場

この広場に面した壁には
「ポルトガル ここに誕生す」と書かれています

ギマランイスでも、旧市街の観光の前に1つ建物を見に行く。

トウラル広場のクリスマスツリー
今にも雨が降り出しそうな天気です…
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広場に面して均整のとれた美しい建物が建ち並んでいます
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広場の先にあった建物
考古学の博物館のようですが、見学しませんでした
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目的地に到着、アートセンターです

この建物はポルトガルのPitágoras Arquitetosという人たちが設計したもの。
José de Guimarães International Arts Centre (Platform of Arts and Creativity)という名前で 、その名の通り、ジョゼ・デ・ギマランイスという人の作品(現代アート)の他、プレ・コロンビア美術、アフリカ美術、中国美術といった民俗美術(という分野ってあります?民俗学??)のコレクションがあるのだそう。

この美術館の外観は、ネット上の写真では金色に輝いていたのだけれど、表層の黄銅が錆びてしまっているのか、金色ではなく黒っぽい建物だった。

写真に撮ると、金色に見えなくもない…
天気が良かったら、もっと金色に見えたのかな?
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黄銅(真鍮)とガラスのファサードです
意図した経年変化なのか対策不足なのか分かりませんが
金色ではなく黒っぽくなってしまっています
でも、なかなか面白い建物でした

外部を見学した後は、内部も見学してみることにした。

こんなコレクションです
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展示の仕方など、内部も美しかったです
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と、こんなに誰もいない写真を撮り続けられたのは他にお客さんがいなかったから。
なかなか立派な展示だと思うのだけれど、宣伝が足りないのか、私達が見学した最初から最後まで貸切状態で、展示室にいる係りの人も、私達と一緒に展示室を移動するというような状況だった。
若干気まずさも感じたけれど、美術館なので遠慮なくじっくり見学させてもらった。(見学を終えて受付のある階に戻ったら、2組のお客さんが入ってきた所だったので、さすがに、この日のお客さんは私達だけという訳ではなさそう。といっても1組はトイレを借りただけで出て行ってしまったようだったけれど…。)

この町唯一のケンチク見学を終えたので、美術館の受付でこの町の地図をもらってから、町中へと戻って昼食にすることにした。

美術館の受付の人にお薦めのレストランってありますか?と聞くと、難しいなぁと言いながらも1店お薦めしてくれた。

先程の広場に戻ってきました
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ギマランイスの町並み
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美術館の人にお薦めしてもらったレストランへ行ってみたら、2階にあるレストランで中の様子が分からなかったし、外にメニューもなくて価格帯もわからなかった。
ポルトガル料理だとは聞いていたけれど、2階へ上がる階段の雰囲気だけだけれど、ちょっと高級店かな?といった感じもしたので、せっかくお薦めしてもらったけれど、他のお店へ行ってみることにした。

サンティアゴ広場
雨が降り出してきてしまいました…

サンティアゴ広場にあるツーリストインフォメーションに寄って、前日に行ったヴィアナ・ド・カステロのようにレストランの紹介地図のようなものがないか聞いてみたら、私達が美術館でもらった観光マップがレストランマップも兼ねているという説明だった。
係りの人は、ユーモア満点の人だったのだけれど、お薦めのレストランはありますか?と聞いたら、「職業柄そういうことは出来ないよ」という真面目な答えが返ってきた。

ということなので、雨も降っているし、これ以上歩いて探しても無理そうだったので、ガイドブックに載っているレストランへ行ってみることにした。

→ 次は、昼食

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