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 Portugal 2016

旅日記6日目(2015/12/28)-01

6日目。
天気予報通り、朝起きたら豪雨だった。
前日の夜、この日の予定を他に移動できないか一生懸命(夫が)考えていたのだけれど無理だったらしく、当初の予定通り近郊の町にあるシザが設計した教会を見に行く。

午後は小雨になりそうな予報だったので、ゆっくりと起き、ホテルで朝食をいただいた後は、教会に行く前にお土産を買いに出かけることにした。

ピントが合っていませんが…
朝食会場の天井は全てガラス張りで
上にテントのようなものが
掛けられていましたが
強風&豪雨で
すごい音をたてて
テントがめくれていました

冬のポルトガルは
バケツをひっくり返したような
雨が降ると聞きますが
まさにこの日はそんな雨が降っていました

.
朝食はホットビュッフェ
特に品数が多いということはありませんが
5日間連続ここで食べましたが、毎日美味しく頂きました

ガイドブックに、メトロのジョアン・デ・デウスという駅の目の前に、スペイン系のデパートがあると載っていたのを夫がみつけてくれて、その駅はちょうど、私達の最寄のサン・ベント駅から1本で行くことが出来て便利そうだった。

ホテルを出発した時には、傘をささなくても大丈夫なくらいの小雨になっていた。

メトロのサン・ベント駅構内の壁には
タイルに書かれたシザの絵があるそうです
これなのかなぁ…と思ったのですが、どうでしょう?
右下のタイルにサインがあって
シザのサインのような気もしますが…
下はまた違う文字が書かれていますね…
メトロのサン・ベント駅構内には
このような絵が様々な場所に描かれていました

メトロはサン・ベント駅を出てすぐ、ドウロ川に架かるドン・ルイス1世橋を渡る。
橋を渡ってから4個目の駅で下車すると、目の前にデパートが建っていた。
駅のホームから地下道を通ってデパートの地下まで行けるということだったのだけれど、この時は雨がほとんど降っていなかったので、地上を渡ってデパートに向かった。

スペインでおなじみ
エル・コルテ・イングレスです

ここへ買い物に来たのは、実家の母へのお土産の洋服を買うため。
母へのお土産は、どの国に行っても必ず洋服にしているのだ。
洋服といっても、ブランド品でも名産品でもない普通のものなのだけれど、私達は旅行中はあまり買い物をしないほうなので、毎回かなりのプレッシャーになっているのだ。
でもスペインで慣れているエル・コルテ・イングレスに来ることが出来たので、ちょうど良さそうな服を買うことが出来た。(お高い服を買うなら簡単なのでしょうけど、安くて良さそうな服というと結構難しいものです…。しかも自分のものでないとなると余計難しい…。)

その後、地下の食品売場へ行って、お土産のお酒などを買った。

とりあえず、「これだけは早めに買っておきたい」と思っていたお土産が買えたので、戦利品を持って、一度ホテルへ戻ることにした。
雨の日の行動としては、なかなか有効活用できたと思う。

ホテルに荷物を置いた後は、シザ設計の教会を見るため、ポルトガル鉄道(CP)に乗る。
ホテルを出て、CPのサン・ベント駅へ行って、本日のチケットを購入した。
乗る予定の列車まで、もう少し時間があったのだけれど、その頃にはまた少し雨が降り出してきてしまってたので、簡単に駅前にある軽食屋さんで昼食をとることにした。

みんなが食べていたので私達も注文
本日のランチだそう

見た目はイマイチですが、味は昨晩食べた
魚介のパスタスープより美味しかったです

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CPのサン・ベント駅
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前日ブラガから来た時に乗ったのと
同じデザインの車両です

サン・ベント駅から目的地のマルコ・デ・カナヴェーゼスという駅まで、直通の列車もあるようだったのだけれど、私達が乗った列車は乗り換えが必要だった。
切符を買った時の窓口の人も、車内で検札にきた車掌さんも、「ペニャフィエル」で乗り換えるんだよと教えてくれた。
夫が調べてあったのは「Caide」という駅で乗り換えるルートだったのだけれど、それとは違うルートの列車になるようだった。(サン・ベント駅を発車する時刻も数分違っていた。ネットの時刻表検索では出てこなかったルートのようです。)

ペニャフィエルという駅で下車すると、乗り継ぐ列車は降りたホームの向かい側にくるということだった。
この駅にいる頃には、雨はまた本降りになってきてしまっていた。

乗り換えたペニャフィエル駅

少し待つと乗り継ぎの列車が来た。
それに乗って数駅で目的地のマルコ・デ・カナヴェーゼスに到着した。
この頃は本降り…というより、また豪雨になってしまっていた。

駅でホームの屋根のない部分にあったトイレを借りようとしたら、鍵がかかっていた。
そうか鍵を借りるタイプか…と屋根があるほうに戻ったら、事務所の外にいた駅員さんが、「あっちだよ」と指さして教えてくれた。
その駅員さんがいたのとは別の部屋に入って、そこにいた係りの人から鍵を借りて(無料で、男女別に鍵があります)、トイレに戻ろうとしたら、先程の駅員さんが「この傘使うといいよ」と事務所から傘を持ってきてくれた。
折りたたみ傘はもっていたけれど、トイレに行くためだけに出すのも面倒だと走って行き来していたので、ありがたかった。

トイレが終わって傘と鍵をそれぞれ返し、小さな駅舎に入ると、目の前に2台くらいタクシーが停車していた。
それに乗って教会へ向かえばいいのだけれど、着いてもこんな雨では…と、少し駅で雨が小降りなるのを待ったのだけれど、ちょっとくらい待っても状況は変わりそうになかったので、あきらめて教会に向かうことにした。

→ 次は、教会を見学

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