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 Portugal 2016

旅日記5日目(2015/12/27)-02

トリンダーデ駅を通っている路線は全てラパ駅も通っていて、一部の列車は急行のような運行があるようだったのだけれど、次に来た列車に乗ったら、無事ラパに停まる列車だった。

ラパ駅
ポルトのメトロはメトロという名前ですが
ごく中心部以外は地上を走っています

ラパ駅の目の前に、アルヴァロ・シザが設計した集合住宅が建っている。
今回はこの集合住宅を見学する。

ボウサの集合住宅
低所得者のための住宅として設計されたもの
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メゾネットのようなのだけれど
様々なタイプがあって、外観も十分面白い

夫曰く、10年前にポルトガル旅行をした頃は、まだシザの良さが分からなかったそうなのだけれど、今回はシザのすごさがヒシヒシと分かるのだそう。
ここは集合住宅なので、外観しか見ることが出来ないのだけれど、それでも十分見応えがあるそうで、長時間かけてじっくりと見学していた。

ということで、私はおとなしく
端っこのほうで
ネコと戯れて待ってました…

じっくりたっぷりシザを満喫したというので、次のケンチクへ移動する。

最後にもう一度、駅から集合住宅を見る

ラパ駅へ戻って2つ先のカーザ・ダ・ムジカ駅へと向かう。
先程と同じく、ラパを通る路線は全てカーザ・ダ・ムジカ駅も通るので、次に来た列車に乗れば大丈夫だった。
ということで、このルートはポルトを訪れるケンチク好きな人には王道なルートなのだそう。(ホントかな?)

カーザ・ダ・ムジカ駅

この駅では、その名の通り「カーザ・ダ・ムジカ」という、レム・コールハース設計の音楽ホールを見学する。ガイドツアーで内部も見学することができる。

ここは2005年に完成したもので、2005年末にポルトを訪れた際にも、見学に行ったのだけれど、それが大晦日だったため、「大晦日と元日は休館」ということで内部を見学することが出来なかったのだ。(夫、痛恨のミス。前日もポルトにいたのに、呑気にポートワインのワイナリーに行って飲んだくれていました…。で、その日のうちにリスボンに移動する予定になっていたので見学出来ず…。「いつかまたポルトに来ることもあるだろう…」と話していたのだけれど、その「いつか」が10年たってやってきました。)

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外観のインパクトは、さすがレム・コールハースといった感じ。

夫が外回りを見学している間
私はこのカフェエリアでお茶してました
前回は、ここも閉まっていて入れなかったんです…
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このカフェ部分を外から見ると
こんな風になっています

夫が外部を見終わった後は、ひとつ上の階へ上がってガイドツアーのチケットを購入した。
ベンチに座ってたっぷり休憩した後、ガイドツアーが始まる時間になった。

チケット売り場などがある階
左端にあるのは10周年…のアートでしょうか?
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内部は外観ほどのインパクトはありませんが
ある意味コールハースっぽかったです

10年経ってやっと内部を見学することが出来たので、とりあえず大満足。

ということで、ポルト初日の観光を終え町中へと戻ることにした。(…観光ではなくケンチクツアー?でも、カーザ・ダ・ムジカは普通のガイドブック(某歩き方)にも載っているくらいの観光名所です。)

最後に駅の近くから見たカーザ・ダ・ムジカ

メトロでトリンダーデ駅へ戻ろうとしたら、昼間、市庁舎で配っていたビニールバッグを手にしたランナーの人達がたくさん乗車していた。
マラソンは明日開催かな?と思っていたのだけれど、これから始まるようだ。

そのほとんどがトリンダーデ駅で下車し、駅前はマラソンに参加する人でごった返していたので、とりあえず、その人の流れにのって、私達も市庁舎方面へ行ってみることにした。

女性が背負っているバッグが市庁舎で配っていた袋
そして、背を向けている男性が着ているTシャツが
その中に入っていたであろうシャツ

市庁舎前で様子をうかがっていたら、ランナーの人に写真を撮ってとお願いされたので、ついでにマラソンは何時から始まるのか聞いたら、順番でスタートだけれど、最初のほうの人はもうすぐスタートだと教えてくれた。

市庁舎の前からリベルダーデ広場を見渡す
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6時を過ぎてツリーも点灯
マラソンもスタート
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ものすごくたくさんの方が参加しています
夜のマラソンなんて珍しい気がしますが
よくあることなのでしょうか?
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表彰台もありました

とりあえず、マラソン大会がどんな感じなのか分かったので、一旦ホテルへ戻ることにした。
ホテルはリベルダーデ広場をはさんで、市庁舎の反対側に建っている。

ホテルでは午前中にチェックインの手続きを済ませてあったので、フロントで鍵を受け取った。
預けてあった荷物はすでに部屋に運んでくれてあるということだった。

Twin Executiveというカテゴリーの部屋
広くはないけれど狭くはなく
十分なスペースだと思います

遅い時間なので、ターンダウンが終わっていて
ベッドカバーなどが外された状態です

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端のほうの部屋でしたが
小さなバルコニーが付いていて
辛うじてリベルダーデ広場も
市庁舎前のツリーも見えました

このホテルについては、こちら

この「インターコンチネンタル ポルト パラシオ ダス カルドサス」というホテルには、この日から帰国日まで5泊する。
このホテルは5つ星なのだけれど、最初の2泊分の宿泊料金は5つ星にしてはお手頃価格だったのだけれど、29日からは一気に1.5倍以上の料金(当時のレートで4万2千円ちょっと)となって、立派な高級ホテルといった価格(←私達基準)になってしまっていた。

それなのでトータルすると普段だったら手を出さないような価格だったのだけれど、せっかくの大晦日だし…ということで思い切って宿泊することにしていたので、期待と不安、半分半分だったのだけれど、まぁまぁ満足できそうな部屋だった。(結果、満足でした。妥協して他のホテルにしなくて良かったと思います。)

部屋で簡単に荷物を片付けて夕食に出掛けることにした。
夕食は、昼間歩いた際に見つけてあったお店へ行く。

豆のスープ
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ブルスケッタのようなもの
上にのっているのはタコです
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ホタテのグラタン
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これは魚介のパスタスープ
味付けはしょっぱすぎて…

昼間、外から見た時は、とてもおいしそうなお店に見えたのだけれど、頼んだものがダメだったのか、思った程ではなかった。
最後の料理がとにかくしょっぱくて、満足感が得られなかったので、これも昼間見つけていたアイスクリーム屋さんに寄って、アイスを食べてからホテルへと戻った。

→ 次は、6日目

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