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 Portugal 2016

旅日記3日目(2015/12/25)-02

レストランは、フロントのある階に降り、そこから長い廊下を進んで行く。
所々クリスマスのデコレーションが施された廊下に面して、暖炉があったり、バーコーナーがあったり、とても美しい空間が続き、一番奥にレストランがあった。

天井が高く美しいレストランでした

席に案内されると、この日はクリスマスなのでクリスマスのプリフィックスのコースメニューのみだという説明があった。
かなり立派な値段だったけれど、まぁしょうがない。

メニューはポルトガル語しかないということで、お店の方が英語で説明してくれた。(といっても、英語のメニューをしっかり理解できるほどの英語力が私達にはないのだけれど…。)
前菜はスープ2種だったので1品ずつ選び、メインは魚介のリゾットと説明されたものと豚肉を焼いたり煮込んだりしたものなど色々という説明だったもの(色々も説明してくれたけれど分からなかった…)を1品ずつ選んで、シェアして食べることにした。

スープの前にオリーブと中皿料理が運ばれてきました
(大皿という程ではないし
小皿でもないポーションなので…)

これらが運ばれてきた時、余程私が身構えたのか
「これらもパンもコースの料金に含まれているので
追加料金はかかりませんよ」という説明がありました

パンは数種類大きなカゴに入れて持ってきくれて
選ぶとパン皿にのせてくれるシステム
さすが、パンも美味しかったです

お皿に盛られたお料理はバカリャウでした
美味しかったのですが
この頃はまだ若干車酔いが残っていて
ちょっとしか食べられませんでした…残念
頼んだらその後もテーブルに
置いておいてもらえたと思いますが
他の料理もボリューム満点だと思ったので
スープの前にさげてもらいました

で、運ばれてきたスープは人間的な量でした
一瞬、バカリャウのお皿は
さげてもらわなきゃ良かったかも…
と思いましたが
メインの量がすごかったので大丈夫でした

↑これはチキンスープ
澄んだスープではなくとろみのあるおいしいスープでした
 
こちらは定番のカルド・ヴェルデ、これも美味しい↓
.
↑そしてメインで頼んだ魚介のリゾット
これも定番料理ではありますが、とても美味しかったです
 
こちらは肉料理↓
煮込んだほうはカレー味のシチューのようなもの
焼いたほうは豚肉の他
血や米が入ったソーセージや内臓っぽいものや栗でした
内臓系や血のソーセージはあまり好きではないので
チョイスミスだったかも…
英語力があったら、これだって分かったのかなぁ…
でもシチューや焼いた豚や栗は美味しかったです

この後は、デザートでビュッフェスタイルになる。

デザートがのった重厚なテーブル
パオン・デ・ローといった伝統的なお菓子や
クリスマスのボーロ・レイというケーキなどなど
たくさんの種類のデザートやフルーツの他
チーズも数種類ありました
重厚なテーブルの横の木のテーブルに
ポートワインがあったので
食後酒もサービスなのねと思ったら
これはしっかり有料でした…
.
せっかくだからとボーロ・レイも食べてみました
…が上手に切れませんでした
味はパン寄りのパウンドケーキといった感じです
ワインはグラスで頼んだので残っていませんでしたが
チーズも食べてみました
もちろん有料のポートワインは飲みませんでした…
.
こちらは夫のお皿
オレンジのフワフワしたものはなんだったんだろう?
これも名物菓子なんでしょうね

今回のコースには食後の飲物がついていなかったので、コーヒーを追加で頼み、ワインはグラスで白1杯ずつと、夫のみ赤を1杯、あとはミネラルウォーターを頼んで110ユーロちょっと。
安くはないお店だと知っていたので、それ程驚く値段ではなかったし(といっても、通常旅行中にする昼食の倍くらいの値段だけれど…)、おいしいお料理だったので満足だった。(デザートの頃は、私も車酔いから完全復調でガッツリ食べられたし。)

雰囲気の良いお店でおいしいお料理
良い昼食になりました

最後の客になったら嫌だなと心配していたのですが
3時ちょうどくらいに1組のお客さんが入ってきたので
安心してのんびり食事ができました

食後は、ポザーダ内を散策する。

今回、このアマレスという小さな村(ボウロ村なのかな?地区?結局よく分からないまま…)に来た目的は、唯一、このポザーダに泊まるということ。
それなので、この日はもうポザーダから外出する予定もなかったので、ゆっくりじっくりとポザーダ内を探索してみることにした。

まずは、レストランを出てすぐの壁にあった手洗い場
修道院時代のものでしょうね
場所は移設なのかどうかは不明…

この水場は、実際にポタンポタンと水を出していて
その下にコップが置いてあり
音も楽しめるようになっていました
日本的な感じがしましたが
こういう文化は西洋にもあるのでしょうか

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廊下から見たレストランが
キラキラして本当に美しかったのですが
上手に写真が撮れませんでした…
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修道院時代の扉も飾ってあります
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ビリヤード台もあります
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火がともった暖炉
薪がパチパチとなる音は良いものですね
気持ちが良くてしばらくここに座ってのんびりしました
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談話スペース
奥の一段下がった所にはバーカウンターがありました
.
回廊と中庭

中をグルリと見たので、次は外を見学して見る。

ポザーダは旧修道院を利用しているので
付属教会も残っています

この写真を撮っている場所に
路線バスのバス停もありました
往復ともバスは利用していないので詳細は不明ですが
本数は少なそうでした…

 
ポザーダの入口は
教会前の階段の下にあります
.
これがポザーダの入口です
入口正面に見えているのは
泊まった部屋から見えた小さな庭です
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昔の名前で出ています?
.
入口を入ってすぐ左手にこの階段があり
上がるとフロントのある階になります
この階段の裏手にエレベーターもあるので
荷物があっても大丈夫です
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階段の前を通り過ぎて
先程見た庭から振り返って建物を見る
上階の窓3つ分が私達が泊まった部屋です

この写真を見ると、部屋数が少なそうに見えますが
これは本当に端の部分です

上の写真の向かって右手には
ずっとこのような建物が続いています↓

この庭は、先程の庭より1段高くなっています
この写真には写っていませんが
この右端がレストランになります
.
上の庭から下を見ると
緑の広大な敷地が広がっていて
その中に屋外プールも見えました

昼食のあとでコートを着ていなかったので、少し寒くなってきてしまった。
また、明日ホテル内外を散策することにして、一旦部屋に戻ることにした。

ホテル内の暖炉やバーなど、とても雰囲気が良かったので、元気だったら夜に(外ではなくホテル内だけれど)もう一度繰り出してもいいかな、と思っていたのだけれど、4時間近く列車に乗って、その上、タクシーに酔ったこともあり思った以上に疲れていそうだったので、この日はおとなしく、このまま寝てしまうことにした。

→ 次は、4日目

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