Portugal 2016
旅日記 2日目(2015/12/24)-03
路面電車の車窓からカテドラルなどを見た後、適当な場所で下車した。
少し坂を上がっていくと、大きな教会があったので、そこを見学しようと思ったら、またしても扉が閉ざされていて、中を見学することは出来なかった。
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その中を見学出来なかった教会 多分、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会 |
ここからは、テージョ川のほうへ下っていくことにした。 この辺りはアルファマ地区という場所で、リスボンで最も古い町並みを残す地域で、道も複雑で迷路のようになっていた。(方向音痴の私達にとっては。)
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路地を抜けるとこんな開けた場所に出ましたが
やはり複雑な構成になっています… |
とにかく下っていけば、いずれは川に出るはずなので、グルグルと迷いつつもひたすら下っていくと、なんとか無事に川のある低い土地へ出ることが出来た。
近くに広場があり、その正面に「ファド博物館」という看板が出ている建物があったので、自分達が今いる場所も把握することが出来た。
広場のベンチで少し休んだ後は、川沿いの道をコメルシオ広場方面へ進むことにした。
リスボンの観光は、これでほぼ終えていたのだけれど、広場に面してツーリストインフォメーションがあるので、寄ってみることにした。
インフォメーションに、コメルシオ広場の門に上がれるというチラシが置いてあったので、せっかくなので、門にも上がってみることにした。
門の下でチケットを買い、エレベーターで上に上がり、そこからまた階段を上がる。
この階段はすれ違うことが出来ないくらい狭い階段で、階段の手前に信号とボタンがあり、上り降りしたい場合はボタンを押して待ち、信号が青になったら階段へ入るというシステムになっていた。
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片側1車線の道路が 工事中の時のような感じ塔とか門とか上る系の観光名所で
こういうシステムは初めて見たのだけれど なかなか良く考えられていますね |
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もちろん私の足ではありません |
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アウグスタ通り |
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門の上には鐘もあり 機械仕掛けで 自動で鳴るようになっています 鐘自体は小さかったのですが とても大きな音でビックリ… これは下の階にあった 鐘を鳴らす装置(多分) |
門の上から景色を見た後は一度ホテルに戻ることにした。 コメルシオ広場からバイシャ・シアード駅へ行き、そこからメトロでホテルまで戻る。
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バイシャ・シアード駅のホーム
リスボンのメトロは4路線あり 色の名前が付いているのだけれど 路線毎に色に合わせたシンボルマークがある
ホテルへ行く路線はブルーライン(アズール) シンボルマークはカモメでした |
ホテルに戻って部屋で少し休んだ。
いつもだったら、このまま寝てしまうのだけれど、リスボンはこの日で最後なので、夜景も見てみたいということで、18時前には起きだして、また町へ繰り出すことにした。
ホテルから出る前に、ホテルのラウンジで、夕方はちょっとした食べ物のサービスがあるということだったので、どんな様子かのぞいてみたら、ポルト酒の他に、ナタやスパークリングワインや紅茶などがおいてあった。
さすがに、ナタは朝と昼に食べていたので、ラウンジでは何も飲食しないで見るだけにして、またメトロに乗ってバイシャ・シアード駅へ向かった。
駅からイルミネーションを見ながらブラブラと歩いてみることにした。
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ロシオ駅 |
お昼に食べ過ぎていたので、夕飯はいらないかなぁと思っていたのだけれど、グルグル歩いているうちにちょっとだけ何かつまみたい気分になってきていた。
さすがにちゃんとした食事は出来そうにないので、
サンドウィッチのような軽食がいいかなぁとカフェのようなお店探したのだけれど、そういったお店はちょうど閉店の時間らしく、中にお客さんがいても「閉店」の看板が出ていたり、片付けをしている店がほとんどだった。
それなら諦めてもいいか…と思いつつも、一応、ホテルまで歩いて戻って、途中にいいお店があったら入ってみることにした。
ロシオ駅からホテルへ戻る道は、中心から外れていく道になるので、きっと何もないだろうと話しながら歩いていたのだけれど、逆に中心から外れるからか、インド系のお店など観光客向けっぽくないお店がチラホラとあった。
でもさすがに、インド料理という気分ではなかったので、途中で見つけたスーパーでペットボトルの水だけ買って帰ろうとしたら、その先にケバブ屋さんがあるのを発見した。
いつもの旅行だと胃が疲れてきた時にケバブの夕食を挟むので、初日の夕飯がケバブって、いくら何でも早すぎるのではないかと夫は言ったのだけれど、サンドウィッチが食べたかったのだから、これもある意味その系統のものでしょ、ということで、初日からドーンとケバブを食べることにした。
ケバブは安心のクオリティで満腹満足になり、そのまま歩いてホテルへと戻った。
ホテルの部屋に戻ると、デスクの上に布の袋とメッセージカードが置いてあった。
カードはクリスマスカードで、布の袋の中には、紙箱入りのポルト酒のフルボトルが入っていた。
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うれしいプレゼントだったけれど、この日も含め旅行中に飲む機会はなさそうだったし、持ち帰って家でチビリチビリ飲むか、誰かへのお土産にしようかなとも思ったのだけれど、さすがに旅も前半だったので荷物になるので諦め、クリスマスカードだけ頂き、ポルト酒はそのまま開封しないで置いてきてしまった。
でも、利用できなかったとはいえ、そういうサービスはうれしいものだ。
このホテルは、働いている人たちもみな親切で温かな雰囲気の人が多く、本当に気持ちよく滞在することが出来た。
→ 次は、3日目
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