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 Switzerland 2015

旅日記 9日目(2015/05/07)-01

9日目。
この日はチューリヒへ日帰りで行く予定なのだけれど、その前に、スイストラベルパスの期限がこの日までだったので、少しだけヴィンタートゥールの美術館を見て歩くことにした。

ホテルで朝食をとった後、駅の反対側へ出て、そこからバスに乗る。
美術館を廻るバスがあると、観光案内所の人に教えてもらっていたのだけれど、通常の路線バスで行くことにした。

ヴィンタートゥールのホテルとは反対側の駅前
町の中心側なので立派です
正面の大きな屋根はバス停の屋根

私達が乗るバスは、あの屋根の下ではなく
この写真を撮っている場所から出ます

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ヴィンタートゥール駅前の郵便局

最初は『The Oskar Reinhart Collection  Am Römerholz』へ向かう。
10番のバスを「Haldengut」という停留所で降りてから、さらに10分くらい坂を上がっていったところにある。
オスカー・ラインハルト・コレクションを展示した美術館は、もっと駅に近い所にもあるのだけれど、今回訪れたのは、『アム・レマーホルツ』という、ラインハルトが晩年過ごした私邸を改築した別の場所にある美術館。
1998年にギゴン&ゴヤーが担当して増改築している。

美術館の建物
右手に見えているのが、増築部分
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あえて壁全体に雨水が流れるようにして
経年で味を出すデザインなのだそう
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たまたま水彩画っぽい写真が撮れました
ただの手ブレとも言いますが…
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これは私邸側
美術館のサイトによると
1918年に建てられたものらしい
ラインハルトはその後
1924年にこの建物を取得したのだそう
広い庭もありました

この美術館では日本語の詳しいオーディオガイドが貸してもらえた。
絵画には詳しくないのだけれど、私でも知っている有名な画家(モネとかマネとかセザンヌとかルノワールとか)の、教科書で見たことがある(ような気がする)絵がいくつかあった。(これは収蔵品ではなく企画展だったかもしれない。館内は撮影不可なので写真がないため忘れてしまった…悲しい記憶力。)

この美術館を見学した後は、10番のバスで少しだけ戻ってヴィンタートゥール美術館を見学する。この美術館の新館もギゴン&ゴヤーが設計している。

ヴィンタートゥール美術館
こちらは本館のファサード
1915年に建てられたものだそう
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こちらがギゴン&ゴヤー設計の新館(1995年)
地上階は駐車場になっています
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この美術館は内部も撮影可
このゴッホの絵は日本に来たことがあるようですね
日本各地で開催されたヴィンタートゥール展の
ポスターに使われていたようです
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こちらはパウル・クレー
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そしてギゴン&ゴヤー
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新館の内部
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本館に戻りました

内部を見学した後、夫は新館の外回りをもう一度じっくり見るというので、私はトイレに行って体力温存のために中で待っていることにした。
トイレから戻って、美術館の入口左手にあるミュージアムショップのような所を見てみようと思い、そちらに入ってみた。
そこは思っていたよりずっと広い部屋で、「あれ?見学し忘れたのかな?」と思って入口近くの展示を見ていたら、係りの人がきて「チケットをもっていますか?」と聞いてきた。
それなので、自信満々に先程のチケットを見せたら、「ここは違う博物館なので、違うチケットが必要なんです…」と申し訳なさそうに教えてくれた。
この建物内に違う博物館があるという情報は全く得てなかったので、えーうそでしょーと思ったのだけれど、言われてみたら、展示してあるものが絵画ではなかった。
まぁ、夫を待つ間の暇つぶしに入っただけだったので、すごすごと退散した。

ちなみに違う博物館というのは自然史博物館だった。(スイストラベルパスを持っている場合でも無料では入れないのかもしれない。)

この向かって左側が自然史博物館
結構広そうですね
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ヴィンタートゥール美術館の本館と新館をつなぐ通路

ヴィンタートゥールの美術館巡りは、これで切り上げる。(2つしか見てないけれど…。)
また、10番のバスに乗って駅へ戻り、列車に乗ってチューリヒへ向かう。

→ 次は、チューリヒ

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