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 France 2015

旅日記 8日目(2015/01/01)

元日。
この旅の実質的な最終日だ。
8時くらいに起き出し、部屋から初日の出を見た。
こんなちゃんとした初日の出を見たのって、人生初かもしれない。

海から太陽がのぼります
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出ましたー
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ちょっと分かりにくい写真ですが
初泳ぎしている人がいます
この日も結構泳いでいる人を見かけました
寒くはなかったけれど
もちろん普通は泳ぐような気温ではありません

初日の出をじっくり見た後は、のんびりと支度をして、9時過ぎから朝食をとった。

ホテルの朝食ブッフェは
元旦でもいつもと同じメニューでした

この日は、日帰りでちょっと遠出をする予定だったのだけれど、元日でバスも減便されていて時間的に上手く移動できそうにないということになり、一日ニースで過ごすことになった。

それなので、「行きたい所があったら行っていいよ」と夫に言われたので、慌ててガイドブックを見て外観にインパクトのあったロシア正教の教会へ行ってみることにした。(私は普段、旅行前に全く予習をしないので、急に「好きな場所にどうぞ」と言われても困るのだけれど、その教会はガイドブックに載った外観写真が、いつも見る教会とは違っていたので、何か1つ見るなら、これが見たいなーと思ったんです…。)

とういことでホテルを出て歩いて教会に向かった。
しかし、教会は思いっきり修復工事中で、私が惹かれた「特徴的な外観」は全てシートで覆われていたし、ガイドブックに「内部も必見」と書かれていたのだけれど、その内部に入ることも出来なかった。

ちょっと分かりにくい写真ですが
しっかり全体がシートで覆われています…
こういう何かを覆うアートかしら?というくらいです
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前庭には入れました
ちょうど神父さまがいらっしゃっていて
たくさんの信者さんもいらしてました

仮設の売店があって教会の絵葉書などを売っていましたが
あれは遠方から来る信者さん用でしょうか

出発前に調べてあったら、修復工事中で見学出来ないと知ることが出来たのかもしれないけれど、この日の朝、出発の5分前にガイドブックの小さなコラムを見て決めた場所なので、こういうこともあるのだろう。(事前に調べてあってもあるか…。)

もちろん、ずっと行きたかったという場所ではないし、思いつきで見に行くことにした場所なのだけれど、私が選んだ唯一の場所だったので、微妙に物悲しい気分になった(し、夫にも申し訳ない気になった。…一応。)
普段しないことをすると、こういうことになるのかもしれない。

ということで、私に唯一与えられた選択権を無駄に使ってしまい、あとは夫の希望する通り、適当にブラブラと散歩することになった。

ニース・ヴィル駅…立派な駅です
横着して通りから撮ったので
手前の柵しか分かりませんね

アップでも撮りましたが
これも通りからです…↓

1月1日も良い天気でした

駅前にいる頃から12時を過ぎていたのだけれど、朝食が私達にしては遅くて、まだお腹が空いていなかったので、メインストリートをブラブラと散歩をした。
その後、せっかくの元日なので1軒で昼食を終えるのではなく、他のお店で軽く食前酒を飲んでから昼食にすることにした。

小さな広場に面してあるお店で、ランチの時間帯だったけれど、カフェ利用でも良いというお店があったので、そこに入ることにした。

夫はビール、私はシャンパン
おつまみは炒めたオニオンが乗った
一口ピザ(タルトフランベ?)のようなもの

少し経ってから、ベリーが数粒供されました
サービスしてもらえるような上客ではないので
本来グラスシャンパンに付いているもので
後から気が付いたといった感じだったのかな?
それとも元日特別サービスかなぁ

このお店で1杯飲んだ後は、昼食のお店を探しがてら、もう少しブラブラと歩いてみることにした。

結局、元日ということもあり、ここぞというお店は見つからなかったので、「いかにも観光客向け」というお店にしようということになり、先程のお店とはまた違う広場に移動して、そこにあったレストランに入ってみることにした。

ニースのニース風?サラダ
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↑ボロネーゼ スパゲティ

チーズのガレット↓

そんなに大きく失敗しないだろうというものをチョイス

で、予想通り味は普通でした
まぁ元日なんで、こんなものでしょうかね

この後は、海岸をブラブラ歩いて、最後のニースを満喫することにした。

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この日は、コートがなくても十分といった陽気でした
私達も海辺で座って(夫はゴロ寝して)
のんびりと過ごしました
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ホテルを海辺から見上げる
幸せな滞在でした

海辺でのんびりした後は、場所を変えてホテルの部屋に戻ってのんびりすることにした。

部屋に戻って、ソファーでゴロゴロしているうちに
この旅最後の夕焼けです
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せっかくの初コート・ダジュール
最終日にバタバタ移動しないで
のんびりニースで過ごして正解でした
明日はあの先端に見えている空港から旅立ちます

切り取って拡大してみました↓

滑走路のライトがきれいに見えていたのですが
写真では分かりにくいですね…

この日は最後の夕飯なのだけれど、案の定お腹もすかなかったので、外に出るのはやめて、夫は最後の1本のビール、私はジュースを飲みながら、前夜の残りのつまみをつまんで、グダグダと過ごした。

旅日記 9日目(2015/01/02)

そして最終日。
この日は13時の飛行機でニースを発つので、朝食をとった後は、どこにも出掛けず、部屋でのんびりした後、荷造りをして出発することとした。

この部屋とバルコニー、超活用しました

10時半前にホテルをチェックアウトして、ホテルの前のバス停から98番の空港行きのバスに乗ってニース空港へ向かった。
このバスは空港へ行く人専用で、通常のバスより料金がお高いのだけれど、車内の荷物置き場が普通のバスより多い。
ということで、荷物置き場が多いため、座席は少なく、途中のバス停から乗った私達は座ることが出来なかったし、荷物置き場もいっぱいでそこにのせることも出来なかった。
(でも立つスペースも広いので、それ程窮屈ではなかったです。)
30分もかからず、空港のターミナル2に到着した。(空港ではT1より先にT2に停車し、運転手さんが「ターミナル・ドゥ!」とマイクなしでアナウンスしていました。)

ホテル前のバス停

ニース空港では、自動チェックイン機でチェックインをする。
その際、パリまでの便が夫と離れた座席しかとれなかったので、近くの係りの人に聞いたら、「カウンターに行って聞いてみて」と言われた。
それなので、荷物預けではなくチェックインする人たちの列に並んでカウンターの係りの人にお願いしたのだけれど、結局「今日は満席だから無理!」とお断りされてしまった。

まぁ離れているといっても遠く離れている訳ではなく前後だったし、飛行時間も1時間ちょっとなので、それ以上ダダはこねず(って当たり前か)、そのまま荷物を預けることにした。

こうして、ニースからパリまではエースフランス、パリからはANAで、無事帰国した。

今回の旅は、マルセイユで暴風雨に見舞われたけれど、それ以外は大体天気も良く、寒すぎることもなく、快適な旅になった。
二度目の都市も多かったけれど、初めて訪れたコート・ダジュールは本当に幸せな町々で、また行きたいと思う町が多かった。

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誤字脱字の多い長文駄文な旅行記を最後まで読んでくださった皆様
本当にありがとうございます。

よい旅を!!

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