France 2015
旅日記 7日目(2014/12/31)-01
7日目。この日は日帰りでマントンとモナコへ行く。 ホテルで朝食をいただいた後、歩いて駅へ向かった。
駅の窓口でこの日の切符を購入する。 先日の「CARTE ZOU!
50/75%」というチケットを提示すると、この日のチケットも50%オフで購入することが出来た。
その際、ニース→マントン、マントン→モナコ、モナコ→ニースという3種類の切符を購入しようとしたのだけれど、ニース〜マントンの往復チケットを買って、モナコは途中下車すればよいのだと教えてもらった。(往復半額で5.4ユーロ/2014年12月時点)
マントンはコート・ダジュールにある町でイタリア国境に近い場所にある。 ニースからは列車で30分ちょっとで到着する。
マントンの駅から歩いて市庁舎へと向かう。
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マントンのメインストリートの真ん中にあるビオヴェ庭園 この庭園にはクリスマス飾りが置かれ
移動遊具施設なども設営されていました (さすがに観覧車はなかったけれど…)クリスマス飾りには何故かキリンも↓ |
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マントンの市庁舎には、ジャン・コクトーが壁画を描いた「結婚の間」がある。 ここは市庁舎の業務中しか見学することが出来ない。
この日は大晦日なので閉まっているかな?と心配していたのだけれど、市庁舎はしっかりオープンしていた。
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マントンの市庁舎 |
見学は有料なので、どこでお金を払うんだろう?と、市庁舎に入ってすぐの受付みたいな部屋へ入ると、そこにいた女性が「フランス語だけれどいい?」と聞いてきたので、構わないと答えると、その場で入場料を支払うように言われ(そこが結婚の間の受付も兼ねていたみたい)、結婚の間の前まで案内してくれた。
その女性は、どうぞご自由に、といった感じで戻っていってしまって、中には先客がいるだけで係りの人はいなかった。
前日に見たマチスの礼拝堂と違って、かなり放任といった感じだった。
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結婚の間の入口 |
結婚の間は小さな部屋だったけれど、その全体がジャン・コクトーの絵で覆われた不思議な空間だった。
壁画や天井画だけでなく、扉や照明や椅子などもコクトーのデザインなのだそう。
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ジャン・コクトーの結婚の間 |
室内には、フランス語の案内テープが流れていた。
ガイドブックによると、フランス語の他、英語と日本語の案内もあると書かれていたので、先客の方たちが帰ったあとお願いしたら日本語のテープを流してもらえたのかもしれない。(その場では、そんなこと全く思いつかなかったのだけれど。)
でもまぁ、説明の内容は全く理解することが出来なかったけれど、先客の方たちに合わせ、広間にある椅子に座って正面の壁画を見たり、天井を見たり、あっちの壁を見たり、反対側の椅子に移動してこっちの壁を見たりしてそれなりに満喫した。
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正面の絵はマントンの帽子を被った新婦と 地中海の漁師の帽子を被った新郎(目は魚の形です) |
結婚の間を見学した後は、市庁舎でトイレを借りた。
トイレは上の階にあって、そのエレベーターで上がってと言われたような気がするのだけれど(…フランス語だったので推測)、古くて小さなエレベーターで怖かったので階段で上がることにした。
その後マントンの旧市街を歩いてみることにした。
最初に、サン・ミッシェル教会を見学する。
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モナコの大公によって17世紀に建てられた教会 |
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教会前の広場のモザイクは
モナコ大公家の紋章をかたどっているのだそう |
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この広場から海を見渡すことが出来る |
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教会内部 |
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サン・ミッシェル教会外観 |
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左端にちょっとだけ写っているのが サン・ミッシェル教会で
正面に写っているのは 教会の隣に建つ白色苦行会礼拝堂 |
ここからは、旧市街の路地を進み、丘の頂上にあり眺めがよいという墓地へ向かう。
この墓地は古城の墓地という名で、19世紀に避寒でマントンを訪れた名士たちが埋葬されているのだそう。
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丘に沿って立派なお墓が立ち並んでいます |
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墓地から旧港方面の眺め |
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これは南方向の眺め 地中海に突き出て緑地の公園があります
(この後、向かいます) |
墓地は丘の頂上から斜面に沿って広がっていた。
柵で囲まれていて、いくつか門があるのだけれど、この日はたまたまなのか分からないのだけれど、1箇所しか門が開いていなくて、その出口を見つけることが出来ず(来た道を戻ればいいだけのはずなのだけれど)、墓地の中で結構右往左往してしまった。(ここでこそ、先程のネコに案内して欲しかった。)
墓地を出た後は、旧市街の路地を戻って海辺へと向かう。
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クッキリと足跡が残ってますが わざと残しているのでしょうかね? |
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サン・ミッシェル教会に戻りました |
→ 次も、マントン
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