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 France 2015

旅日記 6日目(2014/12/30)-01

6日目。この日はヴァンスへ行く。
ホテルで朝食をとった後、バス停へ向かう。

ホテルの朝食会場

ヴァンスへ行くバスは2路線あり、今回は400番のバスに乗る。
この400番のバスはホテルの前にあるバス停にも停まるけれど、ヴァンスまでは1時間くらいかかるので、確実に座って行きたかったので、始発のバス停から乗ることにした。
そのヴァンス行きのバス停は、以前はちゃんとした長距離バス乗り場というのあったのだけれど(我が家にある2010年版のガイドブックにはしっかり載っている…ガイドブックが最新でない場合は気を付けないといけませんね)、移転予定があり現在は町中に路線ごとに点在しているということだった。
2014年末時点で、400番のバスはAlbert 1er / Verdun(アルベール1世公園/ヴェルダン通り)というバス停が始発になっていた。
名前はアルベール1世になっているけれど、ヴェルダン通りのホテル ル・メリディアンの前にあるアルメニ庭園という広場側になる。(乗り場は、また移転するかもしれませんので、最新の情報を確認してください!)

■ ヴァンス行きのバス
下記Webサイトで乗り場を調べることが出来ます。(英語ページあり)
http://www.lignesdazur.com/
右上の国旗で英語ページを表示し
上部にあるバーから「Plan your trip」を選択し
プルダウンメニューで「maps」をクリック
「The Ligne d'Azur network 」で路線図を表示できます。
この他、時刻表なども調べられます。

バスの運賃は1.5ユーロ。(2014年末時点)
1時間以上乗るのにかなり安い。この地域の移動はバスが安くていいらしい。(でも私はバスに酔うので、列車があるなら少々高くても列車で行きたいタイプ。実際モナコには列車で行きました。)

このバスのチケットなのだけれど、トラムの乗り場の自販機で事前に買ったバスとトラムの共通券の1回券を使おうとしたら、運転手さんにダメだと言われてしまった。
運転手さんが何やらフランス語で説明してくれたのだけれど、私達にはそれを理解する能力がなかった。
それなので運転手さんから新たに1.5ユーロの1回券を購入して乗ることになったのだけれど、同じようにチケットを見せたら運転手さんにダメだと断られて、車内でチケットを購入した私達とは違って後ろに停車していた94番のバスに乗るように言われていた人もいた。(その人は1回券ではなく違うチケットだったのかもしれないけれど…。)

この400番の路線は、Alpes Maritimesという別の会社との共同運行のようなのだけれど、それでもこの料金体系が適応されると書いてあるので、結局今でも何でダメだったのか分からない。本当は使えるのに運転手さんが私達のチケットを何かと見間違えたのか、本当に使えないのかは分からないまま。
まぁとにかく、???は残したままだけれど、ヴァンスへ向かう。

で、ヴァンスに到着
道もまぁまぁ良かったし
酔い止めを飲んでいたので大丈夫でした

ヴァンスは高台にある小さな町なのだけれど、マチスが手掛けた礼拝堂があり、世界各国から、たくさんの観光客が見学に訪れるのだそう。

その礼拝堂は、バスの終点から歩いて15分近くかかる。
バスを降りた所(終点/始発だけれど、ちゃんとしたバスターミナルではなく駐車場の一角にあるバス乗り場といった感じ)から、どの道を進んだら良いのか全く分からず、とりあえず、環状交差点の先の角地にスーパーがあったので、そこの前で道を尋ねると、そのスーパーの横の道を進むのだと教えてもらえた。
そこから先は要所要所に案内看板があったので、迷うことなくたどり着いた。

ロザリオ礼拝堂
1948年からの4年間、晩年のマチスが
全ての力を注ぎこんでデザインしたもの
マチスの代表作の一つとされているのだそう

礼拝堂は思っていたよりずっと小さな建物だった。
内部は撮影不可のため写真がないのだけれど、ツルリとした白い床や壁に、青、緑、黄の3色で作られたステンドグラスを通した光が映え美しい空間だった。
いわゆる教会らしい神秘的な雰囲気ではないのだけれど、温かな色合いで穏やかな気持ちになる礼拝堂だった。
真っ白な壁に聖ドミニコや聖母子像も壁に描かれているのだけれど、顔などの表情はなく、黒い線で輪郭だけ単調に描かれている。(下の写真の入口上の絵のタッチです。)

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礼拝堂を見学した後は、来た道を戻って旧市街へ向かう。
バス停までは戻らず、川を渡った所で曲がってそのまま旧市街方面へ向かう。

旧市街の手前にあった教会

ヴァンスの旧市街は、城壁に囲まれた中世の趣を残した町並みで、ガイドブックによると比較的観光地化されていなくて落ち着いた雰囲気なのだそう。

旧市街へ入る門と旧市街側にある水場
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城壁に囲まれた部分は
30分もかからず1周できます
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観光地化されていないとありますが
それなりにお店もあります

旧市街を少し歩いた後、大聖堂を見学する。

大聖堂
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この大聖堂には
シャガールのモザイクがあります↓
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題材は「モーゼの発見」なのだそう
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大聖堂内のクリスマスの馬小屋飾り
フランスではクレッシュと呼ぶそうです

スペインなどとは違い規模が小さいものが多い気がしました

大聖堂を見学した後は、もう少しだけ城壁内を歩いてみた。

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ちょうど12時になったので、昼食にすることにした。
城壁内に夫が調べてきてあったお店があるので、そちらに向かった。

そのレストラン近くにあった魚屋さんで売っていた牡蠣
私は牡蠣は苦手なのだけれど
フランスでは、結構牡蠣を見かけますね

→ 次は、昼食

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