France 2015
旅日記 2日目(2014/12/26)-01
2日目。 この日はル・コルビュジエ設計の建築群があるフィルミニという町へ行く。
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ホテルの朝食会場 |
ホテルで朝食をいただいた後、歩いてSNCFのパール・デュー駅へ向かった。
最初に窓口へ行って、今日の往復チケットと、明日リヨンからマルセイユへ行くTGVのチケットとその次の日マルセイユからニースへ行くTGVのチケットを購入した。
この日は一部でストが行われていたため、乗ろうと思っていた列車が運休していたのだけれど、かなり時間に余裕を見てあったので、1本前の列車にのることが出来そうだった。
チケットに刻印をした後、ホームへ向かった。
ホームでもう少し時間があったので、夫が先程買ったチケットを再度チェックしてみたら、明日のTGVのチケットの1つに座席指定がないことに気が付いた。
窓口で日付と時間は確認したのだけれど、席のことまでは気が付かなかったのだ。
列車の時刻まで、あと10分あったので、大急ぎで切符売場に戻り、運よく並んでいる人がいなかったので、先程チケット購入した男性の窓口に行き、1枚だけ座席指定がないチケットがあるけれど、どういうこと?と聞くと、「Full」という答えが返ってきた。
ん?TGVって立ち席なんてあったっけ?と聞くと、「リヨンからマルセイユというチケットはシステム上満席で席が取れないのだけれど、たいてい乗り遅れる人がいるし、途中駅で乗り降りする人がいるから、状況を見て空いている席に座ればよい」ということだった。
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こんな空いているTGVもあるんですけどね…
これは、この日リヨンから乗ったTGVの2等車 |
そんなチケットがあるというのは初耳だった。
座席指定がないチケットのことは理解できたけれど、ちゃんと料金を払っているのに、停車駅ごとに、この席に人が来るかしら?とオロオロするのは嫌だったので、1本後の列車に替えてほしいとお願いすると、それは私達が購入したチケットよりも料金が高いと言われ、じゃあ1本前は?と聞くと、それならOKという答えが返ってきた。
ということで、その列車への変更手続きをしてもらい、無事座席指定付のチケットを手に入れたので、また大急ぎでホームへ戻り、ギリギリ購入していた本日のチケットの列車に乗ることが出来た。
行きの列車は、直通ではなく、リヨンからはTGVに乗り、SAINT ETIENNE CHATEAUCREUXという読み方がイマイチ分からない駅で乗り換えをした。 そこからは普通列車でフィルミニへ行く。
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SAINT ETIENNE CHATEAUCREUX駅
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これは乗り継いだ列車 |
フィルミニ駅からは歩いて、コルビュジエの建築群へと向かう。
駅からの道が少し複雑で不安になってきたので、通りかかった人にコルビュジエの教会の写真を見せながら道を尋ねてみたら、その人が出てきたマンションの駐車場を抜けていくといいよと言って、建物が遠くに見えてくる場所まで一緒についてきてれた。
建築群の中で、最初に文化会館へ行く。 ここで、教会と文化会館の共通チケットを購入し、先にこの文化会館を見学する。
コルビュジエ設計の文化会館(1965年) |
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フィルミニに行く日は 晴れだといいなぁと思っていましたが 残念、どんより曇りです |
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私はまず先にトイレを借りたのだけれど、その間、受付にいた男性が中を案内してくれたのだそう。(トイレにもその声が聞こえていて、だんだん近づいてくるから緊張してしまった…。)
そして、私がトイレから戻った後に見たらいいと、説明ビデオの再生の仕方なども教えてくれて、後は自由に見学して良いといって、その男性は受付に戻っていた。
(この時間帯、見学していたのは私達だけでした。)
案内された場所をじっくり見た後は、受付の近くに戻って、受付の後ろの吹抜け部分をのぞき込んだり、その近くにある売店コーナーのような所をウロウロしたりしていたら、先程の男性は受付にいなかったのだけれど、別の女性が「下の階も見ますか?」と言って案内してくれた。
そして下の階から直接外部へ出る通路への扉の鍵を開けてくれて、また、ご自由にどうぞといって、その女性は受付に戻っていった。
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先程の階段を降りてみます
すごい場所に建っているんですね |
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斜めに迫り出した壁 迫力あります |
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バーエリアに戻りました |
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バーエリアの吹抜けに飾られていた絵 コルビュジエ作でしょうかね? |
夫がまだホワイエのある階を見て歩いていたので、私は一足先に受付がある階に上がり、本などが置いてある場所をウロウロしていたら、また、先程の受付の女性が、大きな台形をした黒い扉を指さし「ここも見る?」と聞いてきてくれた。
私は、その大きな扉の先が何なのか知らなかったのだけれど、とりあえず「見たい!」と返事をすると、受付から出てきてくれて、その大きな扉の鍵を開けてくれた。
それなので、下にいた夫に声をかけ、その扉の中を見学することにした。
こうして、貸切状態で色々な所の鍵を開けてもらって、じっくりと見学させてもらった。
受付の女性にお礼をいって、文化会館をあとにして、教会方面へと移動する。
もう一度外廻り↓ |
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この階段、面白い柱で支えられていますね ハイヒールに見えてくる… |
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この文化会館で有名なのは
開口部のある反対側の側面ですね 結局見忘れました… |
→ 次も、フィルミニ
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