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 Spain 2014

旅日記 5日目(2013/12/30)-03

チケットをとってあった列車の発車時刻まで、あと25分くらい時間があったので、駅のカフェで休憩することにした。

ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ駅
午後は順光です

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さすがに、満腹なので飲み物だけ

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スペインの小さな駅のカフェって
こういう雰囲気のことが多い
規格があるのだろうか

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バイバイ、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ

行きに往復の切符を買ってあったので、帰りの切符はセビーリャ・サンタ・フスタ駅まで買ってあったけれど、サンタ・フスタ駅の1つ手前のサン・ベルナンド駅で下車することにした。
ホテルまではサンタ・フスタ駅からでもサン・ベルナンド駅からもほとんど同じくらいの距離だと思うのだけれど、サン・ベルナンド駅は、前日のカルモナ行きの際にも利用していて、ホテル近くまで路面電車で戻ることが出来て便利なのだ。
(行きもサン・ベルナンドから行けば良かったのだけれど、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラへ行く路線がこの駅を通るとは、行きの列車がこの駅に停車するまで知らなかったので。)

サン・ベルナンド駅
セビーリャに戻ってきました

ここは地下鉄と路面電車の駅があるので便利

サン・ベルナンド駅から路面電車に乗って、カテドラルまで移動し、そこから歩いてホテルへと戻った。
ホテルでちょっとだけ休憩し、この後は前日予約をしたフラメンコを見に行く。

サンタ・クルス街

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1時間も休まなかったけれど
ホテルを出た時には
外は暗くなり始めていました

今回行ったタブラオは、食事やドリンク付きのものではなく、純粋にフラメンコを見せるだけのタブラオで、『Casa de la Memoria』という名前だった。

これが舞台です

チケットは前日にとってあったけれど、全席自由席(指定席ではない)ので、良い席で見たい場合は、少し早目に行って並ばなければならない。
私達は開演の30分ちょっと前にタブラオに着き、15分くらい前に入場となった。
(この日は30分前でもよい席に座れました。)

お店の中は、思っていたよりずっと狭く、舞台を囲むようにコの字で椅子が並べられていて、もっと狭そうな2階席もあった。(上がっていないので分からないけど。)

帰り際に撮った会場の写真

時間になり、写真撮影禁止などの説明があった後(最後だけ写真撮影可の時間がある)、ショーが始まった。
最初はギターだけで始まり、その後、歌、男性の踊り、女性の踊り、男女の踊りといった感じでショーが進んでいった。
今回は、ギター1人、歌い手1人、踊り手男女1人ずつというシンプルな構成だった。

最後に、「今から写真撮影可です」と説明があり(ビデオ、動画は撮影不可)、歌と踊りの時間があった。

撮影可となったので、さっそく私もパチリ

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正直言ってこの人達がすごく上手なのか、普通なのかは分からなかったけれど、会場が狭い分臨場感があり、とても熱気のあるショーだった。
前回のアンダルシア旅行の際に行ったグラナダのタブラオでは、アルバイシンからアルハンブラ宮殿の夜景を見るという観光まで付いたコースで、踊り手ももっとたくさんいたけれど、今回のようなシンプルな構成でも十分だと思った。(ドリンクも食事も観光も付かないので、料金もかなりリーズナブル。当時16ユーロ/一人。…今は値上がりしているかも。)

タブラオを出た時点で20時半くらいになっていたのだけれど、この後は夕食ではなく、3Dプロジェクションマッピングを見に行くことにした。

ここ数年セビーリャでは、クリスマスのイベントとして、3Dマッピングが上映(と呼ぶのかな?)されている。
明日は大晦日だし、その翌日1月1日にセビーリャからバルセロナに移動してしまうので、この日を逃すと見る機会がなさそうなので(旅の前半に見る元気もなかったので)、ちょっと詰め込み気味だけれど、この日に見てしまうことになったのだ。
21時からの上映があるので、時間的にもちょうど良かった。

上映される場所は、サン・フランシスコ広場(Plaza de San Francisco)。市庁舎の裏手(ヌエバ広場の逆側)になる。
上映開始の20分くらい前に着いたけれど、広場は満員御礼といった感じだったので、上映用の機械がセッティングされている近くで待つことにした。(広場の中のほうに入ってしまうと、帰るとき大変そうなので。)

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カウントダウンが表示されます
いよいよです

カウントダウンで0:00になった後、提供などの映像があり、その後、3Dプロジェクションマッピングの上映となった。
私は今までプロジェクションマッピングを見たことがなかったので、カウントダウンまでの映像でも十分「すごい!」って感じだったのだけれど、本編はそれ以上にすごかった。

上映中、広場にモクモクと煙が立ち込めてきて、広場全体が霧に包まれたようになったので、「焼き栗屋さんの煙がここまでくるのかな?」と思っていたのだけれど、そこにも映像(さすがに光線くらいだけれど)が映し出された。
さすがに焼き栗屋さんの煙がここまですごいのではなく、演出のスモークだったようだ。

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上映は15分くらいだったと思うけれど、プロジェクションマッピングの実物を見るのは初めてだったこともあり、大満足だった。

この後は、やっと夕食へと向かう。
まさにスペインの夕飯の時間といった時間帯だったけれど、私達にしてはかなり遅めの夕食なので、帰り道にあった適当なバルに入って簡単に済ませてしまうことにした。

全てが見きれているけど
サルピコンとハモンと
ケソ・マンチェゴ
ハモンとケソは昼に続いて夜も

...

これはなんだったかなぁ
奥に座っている人の
紫のセーターに
ピントが合っちゃってる…

適当に入っただけあって、味のほうは普通だったけれど、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラに行って、タブラオに行って、3Dマッピングも見て、という盛り沢山の一日だったので、夕食もその勢いで、まぁそれなりに満足して終えることができた。

→ 次は、大晦日

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