Italy 2014
旅日記 7日目(2014/05/01)-02
ブラ広場を出て城壁沿いを歩いていく。
ジュリエッタの墓は、自殺で亡くなっているため城壁の外でなければならず、城壁の外の川沿いに建つ修道院に保存されていたのだそう。
現在、この修道院はフレスコ画の博物館になっている。
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ジュリエッタの墓の入口
緑が美しい |
最初に、回廊へ出て、そこから地下聖堂(クリプト)へ向かう。 ここにジュリエッタの墓とされる13世紀の棺が保管されている。
墓を見た後は、元の建物に戻る。 この地下には、ローマ時代の壺が展示されていて、階上には、取り壊された教会や壊れそうになった建物などから取り外されたフレスコ画が展示されていた。
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この地区で発掘されたローマ時代の壺
油やワインなどの保管に使われていたものなのだそう |
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博物館の庭に置かれた現代アート ジュリエッタにちなんで(かな?)ハートです |
この後は、ジュリエッタの墓の通りを挟んだ反対側に、今朝購入した共通券で見ることが出来る博物館があったので、せっかくなので寄ってみることにした。
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その博物館はラジオの博物館 年代もののラジオやテレビなどが置いてありました
他に見学している人は一人もいなくて落ち着かないし 最初から特に興味があった訳でもないので
手前のほうをグルリと見ただけで 早々に出てきましたが 出入口で受付のおじさんが
「ちゃんと見た?電気消えてたでしょ?」 とダメ出し(?)され(←イタリア語なので推測) 「点けました」と応えてみるも イマイチ通じなかったのか また戻って見学することに…
今度はおじさんが一緒に来てくれて 電気をつけてくれました 親切にしてくれたのでしょうけど・・・ トホホ |
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詳しい方が見たら面白いのかも・・・ |
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所々に等身大の人形があって それがまた微妙にリアルで肝試し感あり |
ということで、ほとぼりがさめる程度(?)見学した後、この博物館を後にした。
この後は、アデイジュ川を渡って対岸を歩いてみることにした。
対岸にも、もうひとつ共通券で見学できる博物館があったのだけれど、この日はメーデーで午後からしか開館しないということだったので、見学出来なかった。
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これが見学出来なかった博物館 化石などの展示があったらしい
建物は16世紀のもの |
この後は、この博物館の近くの橋を渡って戻り、サン・フェルモ・マッジョーレ教会へ行く。
ファサード |
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下部はベネディクト修道会教会の名残 上部はロマネスクとゴシック様式 |
ここで午前の部を終了し、町中へ戻って昼食にすることにした。
この日の昼食は、ガイドブックにも載っていた、ヴェローナの郷土料理が食べられるという「Osteria Al
Duca」というお店に行くことにした。 ヴェローナで買ったガイドブックによると、この建物は、ロミオの家だと言われているのだそう。
その本によると、この建物は、1階が倉庫、中二階が家族の住居、上階が召使部屋と納谷という典型的な13世紀の商家で、その後動物の世話もする宿屋として利用されていたので、オリジナルな形で保存されているのだそう。
とても混んでいるお店だったのだけれど、辛うじて待つことなく2階にある席に通してもらえた。上記本によると中二階の家族の住居のフロアになるのかもしれない。
狭いフロアにテーブルがぎっしりと置かれ、相席と言ってもいい距離の隣のテーブルでは、常連さんらしき老女が一人で食事をしていた。
プリモ+セコンドのコースを注文 ということで、一番最初の料理はパスタです |
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↑ビゴリ、白いアマトリチャーナ |
↓ビゴリ、ロバ肉のソース |
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次はセコンド こういうコース設定なので
セコンドにはサラダなど前菜っぽい料理もありました |
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↑なすとモッツァレラ |
↓馬肉のポレンタ添え |
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この他に水とグラスでワインを頼み、40ユーロちょっと。
ロバ肉に馬肉と、食べ慣れない系のお肉だったけれど、美味しく頂くことが出来た。
食後は、ブラブラと歩いてホテルに戻り、ホテルのティールームコーナーでケーキとコーヒーを頂いた後、部屋で少し休憩することにした。
宿泊者が自由に利用できる ティーコーナー |
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セルフサービスですが ちょっと甘いものが欲しいという時に
ありがたいサービスでした |
この日は、この旅では珍しく天気がよく暑いくらいだったので、部屋に戻ってシャワーを浴び、2時間くらいゴロゴロした後、4時過ぎにまたヴェローナ観光へと出掛けることにした。
→ 次は、夕方の部
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