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 Northern Europe 2013

旅日記 12日目(2013/06/26)-02

昼食はハカニエミマーケットホールという市場の中で食べることになっていた。
この市場は、映画「かもめ食堂」のロケ地なのだそう。
この映画はかなり前に1度観たきりだったので、全く覚えていなかったのだけれど、この日の(も?)ケンチクツアーの贖罪なのか、『私を映画のロケ地に連れていく』ということで計画されたもの。

覚えていなかったとはいえ有名ドコロは一応行っておきたかったし、それに限らずマーケット(市場)は好きだし、私達が泊まっていたホテルの前にも有名なマーケットがあったのだけれど、この時は改装工事中で閉館していたので、確かに私もハカニエミマーケットは行っておきたい場所だった。

ということで、バスと地下鉄を乗り継いで市場へ向かった。

そうやってわざわざ行ったのに
市場の内部も外観も
写真を1枚も撮っていませんでした…

この日の夕方、たまたまこの市場の前を通ったので
その時に撮った外観の写真↓

お昼は写真を撮らなかったなんて
よっぽどお腹が空いていたのかなぁ…
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これは市場前の広場
広場にも屋台がたくさん並んでいます

これはお昼を食べた時の写真
夕方は屋台は店じまいしていたと思います

市場の建物は2階建てだった。
中を少し見学した後、2階にあったカフェでサンドウィッチとビールの昼食にすることにした。

ハムのサンドとチーズのサンドだったのかな…
サンドウィッチの写真すら、ちゃんと撮れていないという…

食後、この市場の2階にあったマリメッコのお店を見てみることにした。
小さなお店とはいえ、品数はまぁまぁあったのだけれど、やはり今回もまた何も買えずに退却することとなった。(この旅も明日半日しかないのに有名ドコロを何も買えていない…。結局、帰りの空港にあったショップで、ちょっとだけマリメッコの商品を購入しました。)

とりあえず、ケンチクツアーに戻る。
次は、夫が見たいという図書館へトラムで向かった。

しかし、その図書館は大リノベーション工事中で、中はもちろん外観も全く見ることが出来なかった。

ということで、図書館の最寄りのトラムの停留所

この時期、ヘルシンキの町中では
綿毛のようなものがフワフワと大量に飛んでいたのだけれど
ここは特にすごかったです
路面が白くなっているくらい

街路樹の種子でしょうか↓

ここでトラムを待っている間ずっと
鼻がムズムズして大変でした

やっとトラムが来ました↓

この後は、トラムと近郊列車を乗り継いで移動する。

次に見学するのは、ユハ・レイヴィスカ設計のミュールマキ教会。
ヘルシンキ空港があるヴァンターにある。
近郊列車をミュールマキ駅の次のロウヘラ(Louhela)駅で下車すると、すぐ目の前、線路沿いに教会の敷地がある。

ミュールマキ教会
1984年

最初に教会内部を見学することにした。
教会内には英語で書かれた立派な数ページにおよぶリーフレットがあり、その英文を日本語に訳した紙も置かれていた。

リーフレットと日本語の紙
日本語版に写真はありませんがA3の紙に文章が両面印刷されています

礼拝室内の写真を何枚か撮ったあとに気が付いたのだけれど、祭壇の前に棺が置かれていた。棺の上や周りにお花もあって、葬儀の後といった感じだったけれど、教会の廻りに参列したような様子の人はいなかったので、直後ではないようだった。

誰もいない礼拝室にポツンと棺だけ置かれていて、なんだか寂しいなと感じたけれど、神様の前なので独りぼっちという感覚ではないのかもしれない。…なんてことを考えているうちに、教会の方なのか係りの人が来て、棺を礼拝室から運び出していった。

礼拝室内
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頂いた日本語訳の紙によると
「テキスタイルは教会の1年を象徴する色」
なのだそう
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柔らかな自然光と無数のランプが美しい礼拝室だった。

教区センターでもあるので大きな建物です
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この後は、時間的にこの日最後のケンチクになる。
駅に戻って近郊列車に乗る。

列車に乗って、少し戻ります

→ 次は、この日最後のケンチク

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